2005年08月24日

国際結婚の難しさを痛感B

国際結婚の難しさを痛感Aにおいて書かせていただいた友人の結婚式に仲人として参加した。 中国上海の某ホテルにて行われた結婚式に参加した日本人は新郎以外は私一人だけであった。新婦の中国側参加者は100人を超えていた。

まず現代の中国の結婚事情に驚かされた。まず結婚式の当日朝に新郎と共に式場となるホテルを出発して新婦を実家まで迎えに行く。 この朝のスタートから既にビデオが回っている、そう新郎新婦がお願いしているビデオクルーが同行しているのである。 車の乗り方から何からビデオ会社のマネージャーの指示のもとに動く。 新郎のための車のドアの開閉から新婦の家へのエスコートまで全て男性側仲人の仕事なのである。

ようやく新婦宅に到着、まずはビデオクルーが先に車から降りて前からこちらに向かい調整…良いアングルを確認してから、 新郎の為にドアを開けるのである。そして一緒に新婦宅へ…到着したが家のドアを開けてくれない、 何やら歌を歌わねばドアを開けてくれないらしい。新郎も数少ない中国ソングのレパートリーからラブソングを選び熱唱、 やっとの事でドアを開けてもらうことが出来た。それから新婦の両親と懇談がしばらく続く、 その間新婦は何をしているかというと延々とドレスのチェックや化粧の直しに明け暮れているのである、 新郎も何を話せばいいものかと非常に気まずい雰囲気が見て取れる。程よく時間が過ぎると新婦が現れ新郎新婦で両親への挨拶となる。 緊張気味の友人、普段は抜群の中国語が自然とたどたどしくなるのが分かる新婦とご両親の感動のシーンをビデオに無事納める。 挨拶を終えるとそれから虹橋の公園へ記念撮影へと出かけるのである。まさにジェットコースターのような急展開の連続、 過密スケジュールをこなす事となる。もちろん全工程にビデオクルーが同行しており、指示が入る。 (まずはこの急展開や演出に驚くばかりである、言うまでも無く既に私はこの時点でクタクタである。)

一通り撮影を終えるともう既に夕方となり、結婚式の海上へ直行、ホテル玄関にて新郎新婦、両仲人にて参加者を出迎える。 この時既に疲労はピーク、しかも実は新婦の家に行く事やビデオクルー撮影が入る事、 記念撮影に行く事など何も聞かされていなかっただけに通常以上の疲労感が体を襲う(ちょっと手伝って欲しいの一言であったのだが)。 やっと参加者も集まり結婚式の開始となった、各テーブルを周り新郎がお酒を飲む。ここでやっと仲人の本当の役目が分かったのだが、 仲人とは新郎(時には新婦も)が飲めない時に変わりに飲むピンチヒッターである。いわば最後の砦である100人以上いる参加者の中、 新郎は30人目ぐらいで守りに入り始めているのが分かる。「後70人もか、嘘だろう…」と思いながらも友人の門出である。 ここで引いたら男がすたるとばかりに白酒の一気、一気である。何とか最後まで踏ん張ったが、 意識は朦朧としていたが何とか式終了までは取り乱すことなく終えることが出来た。 式終了後に身内だけで歓談して寛いでいる時にはもうどうしようも状態になっており、かなり迷惑をかけたようだ。次の日の朝、 式の記憶はばっちりあるが、その後身内でくつろいでいる時の記憶が飛んでいる。次の日はただただ反省の一日であったのを覚えている。 あの結婚式のDVDが友人よりまだ送られてこない、何だか記憶も怪しく、式終了後どんな状態だったのか未だに考えると不安になる。

結婚式ひとつをとってもこれだけ習慣が違う中国と日本であるが友人夫婦はこの秋に出産予定のようだ。 うまくいっている事を心より祈るばかりである。

国際結婚の難しさを痛感
国際結婚の難しさを痛感A

posted by ブルーフィッシュ at 00:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 巷説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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